第4章 天体観測―緑間と葉流―
「ところでこんな時間になんのようなのだよ?」
「えへへっ、それはもうすぐわかるよ」
葉流はとびっきり可愛く微笑む。
(トクン)
その笑顔を見た瞬間、緑間の心臓は大きくはね上がる。
「あれぇー真ちゃんてば葉流の可愛い笑顔見てときめいちゃってるの?」
「う、五月蝿い高尾!!////」
緑間は高尾を黙らせると葉流のそばへ行った。
「ねぇ真ちゃん?」
「なんなのだよ?」
「あのね?好きだよ//////」
「っ////お、俺も好きなのだよ/////」
緑間がそういうと葉流は嬉しそうに微笑み抱きつく。
「真ちゃん?」
「ん?」
「んっ////」
葉流は目を瞑り緑間に顔を近づける。
緑間はそれを見て答えるように唇を重ねた。
それを通りすがり乍目撃した非リアたちが「リア充爆ゼロ」と思ったのは間違いない。