第3章 赤の輪廻
その頃赤司は新撰組の隊士で一番組組長、沖田総司と対峙していた。
征「お前それでも新撰組一番組組長か?弱すぎる!!」
赤司は沖田の腹を蹴り相手が立てなくなったのを確認してからその喉元に矛先を向けた。
沖田は吐血しながらも伝えたかったことを告げる。
沖「貴方の奥さんと子供は無事です・・・。しかし・・・奥さんの方はあと数日で処刑されると話があがっています」
赤司「なに・・・?!」
沖「見せしめのためとかなんとかでいま貴方の息子さんが此方に向かっています・・・その子の名は翔太郎といいます。貴方と同じ綺麗な赤髪の子です」
赤司「何故敵であるお前がその様なことを言う?」
沖「翔太郎に頼まれたからです」
赤司「どういうことだ」
沖「僕は隊務の合間に翔太郎の遊びや勉強の相手をしていました。その内に自然と愛着と言うのでしょうか?守ってあげたいと思うようになりました。そんなときに翔太郎は言ってきました、『父さんに会いに行きたい』と」
赤司「・・・」
沖「だから僕は囮役を引き受けました」
赤司「囮・・・?」
沖「はい、僕が隊務から帰ってくるのが遅い故探しに行くと言えば屯所から脱出することが出来ます。それを利用して貴方に会わせるという方法です」
赤司「うまくいくとも限らん」
沖「たしかにそうかもしれませんが僕は翔太郎を信じます」
沖田は強い眼差しを赤司に向けた。