第2章 雨降る季節【黒バス:黄瀬涼太】あとがき
~後日~
「おらぁ、黄瀬!架那から離れろ!」
「痛いッスよ、笠松センパイ!!」
あれから私達は付き合い始めた。でも、黄瀬くんはバレるまでみんなには言わない。そう決めた。だから今もこうして、お兄ちゃんにしばかれてる。
「お兄ちゃん、それくらいにしないと練習が…。」
私も時々、フォローを入れるけど、だいたい空回り。
そして部活が終わったあとは二人で帰る。たまにお兄ちゃんや森山先輩がいることもあるけど、何かしら理由をつけて二人になる。そうして、雨降る季節(いま)も私は大好きな人と歩んでます。
ほんとーにEND