第14章 烏野の夏休み
おはよーございまーす。
現在7時。準備も終わってゆっくり静かな朝食。
夏妃「いつもより静かだと思ったらテレビないからじゃん。」
朝、早く起きすぎて、少し残った宿題を終わらせてしまったらすることがないのだ。
・・・掃除しよう・・・。
念入りに掃除をしているとちょうど頃合いの時間になったので外で孝支くんを待つことにした。
外でしばらく待っていると孝支くんがやってきた。
孝支「あ、夏妃ちゃん!久しぶり!待った?」
夏妃「久しぶり!待ってないよ、さ、行こっ!」
久々の孝支くん。
久々の部活。
久々の部活のジャージ。
久々の烏野高校。
久々の部員。
何もかもが久々だから2人で会話するのが楽しかった。
もちろん東京で鉄朗と研磨の2人と一緒に他愛のない会話をするのも楽しかったんだけど、孝支くんの場合はなんか違う。うまく言葉にできないけど、言葉にするなら孝支くんに会うことが嬉しくて楽しいのだと思う。
高校に着くと澤村くんが来ていた。
澤村「おはよう、菅!久しぶり生野!」
菅原「おはよー大地!」
夏妃「久しぶり!澤村くん!
東峰くんは?」
菅原「あ、そーいえば旭・・・」
澤村「もうすぐ来るんじゃない?」
と、いろいろ東京の家の方の話をし始めていたら誰かが来たので振り返ったら
清水「おはよう。夏妃」
夏妃「潔子!おはよう!久しぶり!」
清水「うん、久しぶり」
澤村・菅原「おはよう、清水」
清水「おはよう、東峰は?」
澤村「あ、」
菅原「そう言えば」
夏妃「忘れてた。」
東峰くんはこのあと噂をしていたらやってきました。
それで宿題を教えて欲しいとのことです。
もちろん特に忙しい用事が無かったので引き受けました。