第9章 【番外編】影山飛雄Ⅰ
日向くん曰く影山くんのサーブ、殺人サーブは凄かった。凄かったんだけれども・・・
軌道がずれて私の携帯に向かって・・・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、私の携帯が(ToT)」
「っ!!夏妃さん!あ、あの、その、すいません!」
「あ、うん。大丈b・・・・じゃない」
私の携帯は虚しく破損。
「夏妃さん、大丈夫っすか?ってああああ!!」近づいてきた田中くんが大声をあげてしまったので他の人たちが近づいてきた。
「何、田中、って夏妃ちゃんの携帯。割れてるじゃん。」
「こ、こここここ孝支くんウルウル」
私の携帯は無惨に影山くんの殺人サーブのミスにより画面破壊。使えないことはないのだけれどもスライドさせるのもタッチするのも困難をきわめるほどに・・・
「俺が失敗したせいでこんなことに・・・弁償します!」
「いいよ、いいよ気にしないで、一応ちょうど変え時だったし。でも録画はできてるみたい!!」
とりあえず録画出来てたことに驚くわ。
頻りに謝る影山くんをなんとか普通の姿勢に戻して・・・・
「とりあえずこの企画は一時中断!
生野も携帯使えないことだしな」
大地くんの一言で一時中断確定。
《完》