第6章 【番外編】日向翔陽
もう一度ちゃんと撮影の準備ができたので日向くんにサインを送る。
今度は月島くんと山口くんを大地くんに頼んでこちらに連れてきてもらって撮影。
「今度も失敗してくれたらいいのに・・・」
「月島、いい加減にしろな!」
「はい。」大地くんに怒られる月島くん。
後ろのことは大地くんに任せます。
サインを見た日向くんはもう一度打つ体制に入ってボールを打つ。
すると今度はネットを超えた。そしてペットボトルが置いてある所に向かってボールが落ちてペットボトルを羽飛ばした。
見ている側はみんなが「おおっ!」とか「すげぇ」と聞こえてきて、日向くんからは「よっしゃぁ!」って聞こえてくる。よほど嬉しかったんだろうなって伝わってくる。
私は録画を止めて褒める。
「次はお前な!影山!」
成功して満足した日向くんは影山くんを指名した。
「なんで、お前が指名してんだよ!」
「いいんじゃないの?指名制にしてみるのも♪」
「じゃあ、やっぱり影山!」
というわけで次のサーバーは影山くんに決定しました♪
《完》