第3章 始動
ボールを磨き始めて数分。
「おはようございます。遅くなりました。」
声が聞こえてきました。声の聞こえた方を見るととても綺麗な女子が!!
ナイスバディイというのでしょうか。体のラインがなんとも言えない。
「おはよう。私、清水潔子。よろしく。」
「おはよう。私は生野夏妃です。よろしくね。」
「あの、遅れてごめん。」
はぅ!謝ってもらった。
「大丈夫だよ。私、別に時間指定してなかったし、それにまだ6時50分だし、部長さん来てないし・・・。」
「ありがとう。何をすればいいの?」
「ああ、そっか。まだ詳しいことは教えてもらってないんだけど、とりあえずボール磨き。」
2人でボール磨きをやっていると7時過ぎに部長さんがやってきた。部長さんは副部長さんに怒られてる。
「そういえば、なんて呼べばいい、かな?」
磨きながら疑問にいや単純に思っていることを聞いてみた。
「えーっと、潔子でいい。私もなんて呼べばいい?」
「私も、夏妃でいいよ。じゃあ、潔子。さっきも言ったけど、よろしく!」
「うん!」
そこからまた私たちはボール磨きに集中した。