第18章 合宿Ⅱ Part2
―清水side―
朝、目覚ましがなったので起きると、夏妃が止めてくれていた。でも夏妃の様子が少し変。いつも寝起きはいいほうだって言ってる割には体を起こすのも大変そうなくらいだるそうで、昨日の夜も少し顔が赤そうだった。
本人は大丈夫なんてこと言ってたけど、呼吸がいつもより少し早め
だから私は、夏妃に無理をして欲しくないから、横になってもらってはいるけど、この方法で良かったのかな?
食堂のキッチンには今朝の料理の下準備がしてある。
昨晩、夏妃がしてくれたんだろう。ありがとう。
そのおかげで調理が凄く楽にできたし、想定外の1人での準備だったから助かった。
お皿への盛り付けが終わって机に運んでいるとみんなが起きてきた。
田中・西谷「潔子さん!夏妃さん!おはようございます!!」
清水「おはよう。ご飯、出来てるから」
澤村・菅原・東峰「おはよう。」
菅原「あれ?夏妃ちゃんは?」
東峰「あ、ホントだ」
清水「夏妃なら、まだ寝てる。体調良くないみたいだから。そっとしておいてあげて。」
菅原「え、分かった。」
澤村「菅?とりあえずご飯食うべ」
菅原「あぁ、うん。」
菅原も夏妃のことが心配なんだ。もちろんみんなも心配そうだけど、顔の表情が1番強ばってる。