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[ID] 78293
[作者] 江利[概要] きっとこれは何かの呪いだ…
[ジャンル] 完全創作[ページ数] 44
[PV数] 2873PV
[しおりの数] 2
[作品公開日] 2024-06-23
[最終更新日] 2024-08-05 00:30
[拍手] 64
[ランキング]
総合 | 253位 (過去最高 115位) |
昨日 | 262位 |
[作品説明]「俺は……ずっと前からお前の事が好きだ……」
砂浜で幼なじみに勇気を振り絞って告白をした。
その日はいつもより風が強く、まるで俺を嘲笑わうかのように波音が激しく立っていた。
地平線に沈んで行く紅い夕日を背に「彼」は優しい笑顔を向けこう言った。
『僕もずっと君の事が好きだったよ。……これからは恋人として過ごしたいね。』
予想をしていなかった言葉だった。その日から俺らの関係は「幼なじみ」から「恋人」になった。
これからは手を繋いでデートをしたり、キスをしたり。それ以上のことも……なんて考えていたら胸が高まった。それを見抜いたかのように彼は笑う。
『よろしくね、僕の恋人。』
その言葉を聞いて更に胸は高まる。そうだ。恋人になったんだ。
長年隠してきた感情もやっと報われたんだ。
________だが、その日を最後に君は消えてしまった。
[
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