
え?
ヒミコちゃん
その代わり……。
ヒミコちゃん
仁美ちゃんの血を飲ませて下さい。
顔を紅潮させて、ヒミコは口角を上げながら笑った。
その言葉に、仁美は背筋がゾッとなった。
(……だって、吸血されたら……。死んじゃうって…掲示板で読んだ。)
ガタガタ震える仁美の肩に、ヒミコはそっと手を置いた。
ヒミコちゃん
…大丈夫ですよ仁美ちゃん…。
殺すまで飲みません…。
ヒミコちゃん
その代わり…。
ヒミコの口元が仁美の耳元に移動した。
ヒミコちゃん
私とお友達になりましょう。
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