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短編 詰め合わせ
41
その言葉を受け、福沢は隠すことなく眉を寄せる
42
福沢諭吉
……先刻言ったばかりだろう、身体を壊せば本末転倒だ、休みなさい……
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福沢諭吉
全く……お前の場合は頑張りすぎないことを仕事にしても善さそうだな……
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福沢諭吉
少し暇を与える故、ゆっくりしてはどうだ？
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～🐺🌸が首を振って説明～
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福沢諭吉
……何、私と……共に居たい……？
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福沢諭吉
否、迷惑等ではない……しかし、そんなことで休まるのかと思っただけだ
48
眼を丸くして困惑した福沢に🐺🌸は必死に頷いた、余りの必死さに、福沢は直ぐに表情を緩めた
49
福沢諭吉
……そうか、ならば明日、少々お前のために時間を取ろう……それで善いか、
50
福沢の言葉に🐺🌸はいつもの調子を取り戻したのか、満面の笑みを浮かべて頷く彼女に彼も微笑みながら八つ刻に食べ損ねた大福に舌鼓を打ったのだったーー
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