分からない、とは言わない。
悠晴くんと、ゆっくり紡ぐ時間は嫌いじゃない。
でも。まだ、ふたりで過ごす夜は不慣れで。
(…もう、夫婦になったんだもんね)
緊張するし、恥ずかしいけれど。
でも、悠晴くんとなら、こわくないよ。
***
天崎 悠晴
じゃあ、行ってくるね
うん、いってらっしゃい
玄関先まで、悠晴くんのお見送り。
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