天崎 悠晴
あ〜あ。僕のお嫁さん、可愛すぎて困っちゃうなあ……
なっ……か、可愛く、なんて…
────ねえ、夏樹ちゃん
もう、逃げられない。
優しい顔をした悠晴くんと、視線が交わる。
夏樹ちゃんの嫌がることは、絶対にしたくない、けど……
……止められなくなったら、ごめんね
優しく、低く囁かれる。
ゆっくりと、シーツの波に沈んでいく。
少し痛くて、甘く脆い。夜が、崩れていく。
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