***
天崎 悠晴
夏樹ちゃん
夜。ふたりきり。
お風呂からあがって、身支度を整えて。
寝室に入れば、ベッドに腰掛けた悠晴くんが私を手招きする。
こっちおいで。髪梳かしてあげる
…うん
言われるがまま、悠晴くんの隣に座る。
ナイトテーブルの引き出しから櫛を取り出すと、悠晴くんは私の髪をゆっくり、丁寧に梳かしてくれる。
……髪、結構伸びたね
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp