素直にならなきゃ。そう思った瞬間には、言葉がこぼれ落ちていた。
天崎 悠晴
……夏樹ちゃん?
あ………えと……
い、今は、まだ明るいからだめだけど
……夜、だったら…
…………
ああ、もう。
言いたいことが、喉の奥でつっかえて、出てきてくれない。
素直になれない自分に嫌気が差して、じわじわと涙すら出てくる。
……ふふ
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