(悠晴くんが、私を“ひとりの女の子”として、見てくれて)
生まれて初めて、告白されて。
“女の子扱い”に慣れない私を、悠晴くんはずっと、ずっと待っていてくれていた。
でも。もういい加減、慣れなくちゃ。
(今まで、悠晴くんは待っててくれたんだもん)
(私だって、悠晴くんに応えたい)
…よし!頑張るぞ………!
メッセージに既読がついたのを確認してから、画面を落とす。
夜ご飯を作ろうと立ち上がると、ちょうどご飯が炊き上がる音が、キッチンから聞こえた。
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