翔
ふふふ。
二人ともちゃんと謝れたね。
えらいぞ〜。
潤
…。
(マジでイイ嫁さんもらったな。惚れ直すじゃねえかよ〜♡)
事の成り行きを見守っていた潤お父さんは、ニマニマしながら、ゆっくりと翔お母さん近付きます。
和也
ねえ。
さっき、姉ちゃんは何で笑ったの?
翔
そう言えば、笑ってたね。
何だったの?
雅紀
ああ、あれはねー。
お父さんがジッチャンとね。
まったくおんなじ事言ったから、おっかしくってえ。
和也は翔お母さんの腕にぎゅっと抱きつきました。
それを見ていた雅紀も反対の腕に抱きつきました。
和也
なんて言ったの?
雅紀
“外、暑かったのか?”って二人しておんなじ事聞いてくるんだよおー。
潤
……。
(雅紀。和也。俺の翔、俺の嫁だぞ!)
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