潤
なーんだ。
そんなことだったんだ。
俺、てっきり…親に言えないようなことをしでかしたのかと思ってたから。
喧嘩だったんだあ。そかそか。安心した。
翔
“親に言えないようなこと”とは?
潤
んっとね…、急には思いつかないけど、うーん、例えば…万引きとかそういうの?
翔
え?万引き?
そんなの、するわけないよ!
潤
た、例えば、だってば💦
そんなに怒らないでよー…。
翔
あ、例えばの話だったね。
ごめん、潤さん。
翔と潤の二人のやり取りを無言で眺める智。
智
翔くん。
智は翔に向き合い、肩に手を置きました。
翔
はい。
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp