智
はあ?潤、おめえ何言ってんだ?
翔くんはどう見ても学生だろうが!
学生服も着てんのに。
潤
ええーっ?!
てっきり、若く見えるけど父さんと同じ会社の人だとばかり…。
そ、そう言えば…よく見たらそれ、制服ですねー。ははは…。
翔
ふふふ。
ほんとに面白いですねー、潤さんって。
僕は16で、高2です(笑)
潤
ええーっ?!
そうなんで、いや、そうなんだー。
俺は、中3だから翔さんの方がすこしだけおにいさんだね?
翔
へえー、潤さん中3なんだ。
それなら、僕の方が2つ上だねー。
智
なあ、そういう話も飯食ってからにしようぜ?
腹減ってしにそうだ。
潤
ああうん。
そうだね。
智
あと、潤。
いつまで手を握ってんだ?
潤
手?
…あっ!ごめん!
潤は、智お父さんに指摘され、自身がずっと翔と手を繋いでいた事に気づきました。
潤は急に恥ずかしくなり、慌てて手を離しました。
その顔は、真っ赤に熟れたトマトの様です。
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