あ、智お爺ちゃんはどうしているのでしょうか?
様子を見てみましょう。
智
あったー!
智お爺ちゃんは家じゅうの箪笥を探してみるも、目当ての物は見つかりませんでした。
そこで、庭の物置を探してみることにしました。
どうやらそこで、探し物は見つかったようですね。
智
こんなところに仕舞ってたかぁ。
智お爺ちゃんは探していた物を居間に持っていき、卓袱台の下に置きました。
どうやら、探していた物は茶封筒のようですね?
智
ああ、疲れた。
智お爺ちゃんは、肩に手をおいて、首をグルグルと回しました。
それから、急須のお茶を注ぎ、茶封筒を開けました。
茶封筒からは、三つ折りにされた紙が二枚、出てきました。
智
んふふっ。
懐かしいなあ…。
折り目を掌で丁寧に伸ばしてから、紙を持って、座椅子に凭れ掛かりました。
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp