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正体

※最新話までのネタバレを含みます。

 今回は鬼舞辻&夢主サイドのお話でした。遂に鬼舞辻が癇癪を起こし、夢主も我慢の限界を迎えます。

 私は普段、滅多に声を荒げて怒らない性格なので、他人にキレられた時、「へー。こんな事で怒る人もいるんだなー」と頭の中にストックとして残しておきます。

 鬼舞辻の癇癪は極めて身勝手で、自分の行動を棚に上げた物です。実際こんなキレ方をされたら、呆れを通り越して、笑ってしまうかも⋯⋯。命の保証がされていれば、ね。



 次回は、柱パート。

 特に意味も無く、四日間もストーキングされる冨岡さんです。

 話の都合上、冨岡さんは柱稽古に参加するきっかけを待ちつつ、引きこもっています。他の柱が、夢主がどういう状況にあるか、理解していないと思い込んでいますので。

 彼は、はなから戦う気なのですが、他の柱の目を欺く為に落ち込んでいるフリをしています。そこに炭治郎が突撃してくるのですが、話を切り上げるタイミングを失い、結局付け回されるハメに⋯⋯。

※以下独り言

 炭治郎のファンには申し訳ないのですが、原作を読んだ時、良く冨岡さんはキレなかったな、と感心しました。

 私自身、競争社会の中で、同い年の友人を二人、自殺と病死で亡くし、七年程前にうつを発症しました。

 今でも季節の変わり目に、時々「うつ状態」になります。

 その「うつ状態」の時に、炭治郎のテンションで四日間も付け回され、「ざる蕎麦早食い競争しませんか?!」と言われたら、「今すぐ帰れ馬鹿野郎!」と追い返していたと思います。

 本っっっ当に口下手ですが、ガーガー怒らず、噛み砕いて心境を説明してあげた冨岡さんは、大人だな⋯⋯。

 うつ状態の人って、そこまで余裕が無いですから。なので、若干炭治郎がサイコに見えてしまいました。

 まあ、鬼狩りの首領が、妻子共に爆死する、鬼舞辻も引くレベルの人なので、仕方がないのかな⋯⋯。

 そう考えると、柱は比較的常識人に思えて来ます。奇妙に見える行動にも理由があるので⋯⋯。

 最終決戦は書いていて楽しいです。
[作成日]2021-04-11

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[ジャンル]二次元
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