日記※旦那→尾形
幽霊→勇作さん
前回続き
それから幽霊の勇作さんに好かれてからというもの、
小さな怪奇現象が尾形の周りでよく起こっていた。
目撃者がい過ぎて
「尾形何かに取り憑かれてる説」が基地内の噂になり、
みんなから、早くお祓いしてもらえと言われていた。
しかし特に死にそうな事故にはあっていないし、
給湯室付近から動けない呪縛霊、
しかも自殺したという霊に情のようなものがうつり、
尾形は彼が全く見えないしで、そのまま放置していた。
金カムフィルター最高。
勇作さんに変換したら全然怖くないですよ?
懲りずに夜、給湯室で電話をする時は、
「すみません、電話しますね」
と一言断ると、心霊現象は起こらなくなりました、
が、
コンコンコン
消灯時間を過ぎると、
誰もいない2階の窓から音がします。
「兄様、もうお時間ですよ」
ほら、
笑顔でバツの手作ってる勇作さん思い浮かべれば、
全然怖く無い。
長年に渡って怖がられ、
見えてもほっとかれていた勇作さん。
見えないくせに話しかけてくれる尾形が、
嬉しかったのかもしれません。
知らんけど。
これ、前にどこかで書いた気がするんですが、
学習基地最後の夜、尾形はまた、
自室のベッドに仰向けになりながら、
枕横に立っているであろう勇作さんに話しかけていました。
尾形「今日でお前ともお別れだな、幽霊」
私と電話しながらでした。
勇作さんだったら号泣してるよね。
そして尾形は、海を越え北海道の第七師団に帰ってきました。
尾形「なんか、肩が軽い」
それはそう。
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