作者プロフィール
日記
リアル日常64(金カム)

※旦那→尾形

現職種、前会社にて。

飲み会のあった日、夜遅くに電話がかかってきた。

私「もしもし?」

尾形「迎えに来い」

私「っは?」

尾形「駐車場にいっから、来い」

私「はあ?」

尾形「いいから来い、早く会いたいんだよ」

くそっ!こいつ!!
相当出来上がっている!!!

この時はまだ息子達産まれてないので、
仕方なくパジャマに上着を羽織って
最寄りの駐車場へ行くことに。


なんか街頭に照らされる
ゾンビみたいのがフラフラしている!!

私「ちょっともー、飲み過ぎでしょ」

尾形「フフッ、愛しt…」

尾形は私を掴もうと手を伸ばしたが、
既に何かを握っていた。

尾形「何で俺はこんなの持ってんだ…」

その手は何処かの伊達政宗のように、
指の間にスプーンを2本挟んでいた。
しかも器用にクロスしていた。

尾形、一瞬でスンッとなった。

私「わははははは!」

頭巾ちゃんも慌ててスプーン持って行こうとしたが、
尾形、お前もか。

尾形「先輩(鯉人)だな…ったく。
   ナニ握らせてんだよ」

ホントだよ!いや気づけよ酔っ払いめ!

私「しかもスプーンにお店の刻印押してある!
  めっちゃ良いスプーン!わははは!」

尾形「今日は高級焼肉屋だったからなぁ…」ナデナデ

お店に返してきてと言っているのに、
尾形のプライドがそれを許さず、(めんどくさい)
私も私で情が写って捨てられず、
未だに我が家にある2本の高級スプーンであった。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2021-09-24 21:50:29

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