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日記
リアル日常39(金カム)

※旦那→尾形

昨日、私の誕生日であった。

毎年プレゼントで悩んでいる旦那に、今年は久しぶりにリクエストしてみた。
万年筆である。
ずっと憧れのもの。
今までは母や父のプラスチック製のお下がりや、
漫画原稿に特化したもの。
どれもなんというか、自分の万年筆という気持ちになれなかった。

いつかは買いたいなと思っていて、
でも自分で買うよりも、誰かから貰ったら嬉しいなと気付きました。
ずっと永く使いたい物なので、
大切な人から貰いたいけれども、
いつどうなるか分からない彼氏からは重いかなと。
じゃあ、尾形が旦那になったら貰おう。

そんな訳で、
値段問わず末永く使える
私だなって思う万年筆ください。
そうリクエストしました。

実は先に、旦那だなって思う万年筆を私は送っていたり。

しかし最近、私が妊娠して園の送迎が困難になったため、
急遽仕事の合間にうちのおかんに送ってもらうことに。
その兼ね合いで、時間短縮のためママチャリが必要になり、
でかい出費になってしまいました。

尾形「今年の誕生日はコレ(自転車)でいいか」

「あっハイ」

やだとは言えない。
でも私のこと考えて選んでくれた何かが欲しかったなーって。

うちの尾形は基本無口。
だからお誕生日おめでとうとか言われない。

なのに、夜お風呂から上がって、
下着入ってる引き出し開けたら細長い箱があった。

んもうううう!
うちの尾形こいうことするぅうううう!

思わず「ひゃっ?!」って変な奇声出たわ。

中身はリクエスト通り、とびっきりの万年筆。
私のイメージカラーは黄色って言ってたし、
好きな色はピンクなのも知っているはずですが、
それは正反対の大人びたバイオレットブルーでした。
ほとんどネイビーブルーに見えますが、
反射すると紫に光って、息を呑むほど綺麗でした。

きっと末永く使えるように、
大人っぽいデザインを選んでくれたんだと思います。

お礼を言ったらドヤ顔だった。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2021-02-17 21:57:23

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