作者プロフィール
日記
嫁ぎの紅(べに) ~日向 翔陽~


雪が降ってるエリアの皆様、
ご無事ですか?
おケガ、風邪など、
くれぐれもお気をつけくださいね!

さて。
今日の振り返り。
この寒い日に"日向"のお話です。


…昨日、お話したように、
縁下君を書きながら、落ち込み、そして
ようやく数字の呪縛から立ち直った

のですが。

立ち直るのがちょっと、遅かった(笑)

縁下君までは、一応、先にパソコンで
あらすじくらいまでは作ってたのですが

落ち込み期間が長く、
"もう辞めようかな"と思っていたので、
縁下君が終わる頃、次の人も決まらず
構想もゼロ、だったんです。

辞める?休む?書く?
…縁下君を書いてても、後半は
そればっかり考えてた気がします。

そして縁下君の最後から二日前くらい。
その年、一番寒かった日だったのかなぁ。

…川沿いのホテルの9階で仕事をしていて
窓の外をふと見たら、雪がぶわーっ、と
舞い上がってきてたんです。
私は、年に一度も雪が降らない南の町育ち。
うっすらとでも積もることなど、
10年に1度あるかないかの町なのに、

ホテルの9階まで舞い上がってくる
埃みたいな小さな雪のカケラを見たとき、

『心が暖かくなる話を書きたいな。』と

唐突に思ったことを覚えています。
その瞬間が"休まない。書く。"と
決めた瞬間。そして、"次は日向だな"と
決めた瞬間でもありました。

…とはいっても、私からすると
恋愛要素が全く浮かばない日向。
そこで、縁下君の時と同じく、
曲をテーマにして骨組みをたてました。

1つは、小田和正の♪恋は大騒ぎ♪
…みんなが気になって気になって、
手伝いたくてたまらない、微笑ましい恋。

もう1つは、小川貴之の♪鍵穴♪
…私が子育てで辛いときに助けられた曲。

(さっきYouTubeで久々に検索したら
見られなくなってたぁ。残念!

"僕があなたを、
あなたが僕を選んだのでしょう
あなたに伝えたいことがある。
生まれ変わっても、またあなたがいい。"

という、
子供から親へのメッセージソング。)

そんな経緯で、日向の物語が始まりました。

えぇ、初めての
"下書きナシ、ぶっつけ本番方式"の
始まりです。

…心配していた通り、
主人公は完全に夢主と母。
日向、なかなか出番、ナシ(笑)

もはやハイキューの夢小説であることすら
忘れ去らそうで(焦)、あわてて木兎さん、
縁下君、松川君で"ハイキューっぽさ"を
キープしている始末。

だけど。
それでも、書いてて心が暖かいんです。
不安要素、全くナシ。
どんな展開になっても、心が潤う。

…日向、すげー。
この人の愛は、人を繋げるな。
書き始めた頃は不安ばかりだったのに
日向の露出が増えるにつれ、
私も、一緒にプロポーズの演出をする
仲間のようなウキウキ感でいっぱいで。
書いてて、楽しくて楽しくて。

そして、
タイトルである"嫁ぎの紅"のシーン。
ここを書きながら、やっとわかりました。

夢主のお母さんが、
どれだけ亡くなった夫を愛していたのか。

娘の結婚式は、彼女にとって、

夫が亡くなった日からずーっとずーっと
背負い続けてきた
"愛する人との約束を、やっと果たせる日"
だったんだな、ということ。

娘を守り続けてきた役割を、
日向にバトンタッチする日、ということ。

結婚式は、
二人の出発の日であると同時に
親としての役割の一句切りの日、
でもあるんですよね。
あぁ、いい話や(笑)

と思ったのですが。

でも、そこで終わったら、
なんかちょっとお涙ちょうだいみたいで
テイストが違うね、と思いまして。

…母、最後にブーケをキャッチしてしまう
厚かましいオチがつくわけです(笑)


私、この日記を書くために
さっき、久々にこの物語、読み返したら、

あら、泣ける(驚)

書いたときは、泣いてないのに。
よほど必死に書いてたんやなぁ。

…こうして、
ここから最後のクロの物語まで、
結局、下書きナシ、
書いては出し、
書いては出し…という
綱渡りの日々が始まったのでありました。




"ウェディングプランナーショップ"を
出すとしたら(また始まった、この妄想 笑)
貝殻型の紅入れと紅筆のセットも出そう…

"プリンヘッド"と提携して
結婚式場と直接、取引するか?そして
このセレモニーとセットで販売しても
いいな…

などと考えている(笑)

結婚式が大好き、な、奥貫アキラ。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2017-01-16 11:44:19

日記へのコメント


ざん様!

今日も、ようこそ(^-^)

おお、言われて初めて気付きました!
確かに、日向・武ちゃん・赤葦、
どれも悩みながら書いた作品は
夢主目線ですね(@_@)

既婚者チームは皆さん、
同じ気持ちかもしれませんが、
結婚って、ほんと、知り合いが増える!
そんでやっぱり、
育ってきた環境って、恋愛時代よりはるかに
結婚してからの方が影響がある!

…お互いの親と仲良く出来る、というのは
円満家庭の大きな要素の1つだと思うのです。

"日向で結婚物語?"と最初は思ってましたが、
ざん様のおっしゃる通り、彼もすごーく
いい夫、いい婿、いい父の要素、満載だ♥と
今はホントに思います!




[投稿者]奥貫アキラさん [投稿日]2017-01-16 15:28:18

霜月様

ご主人の四連休、お疲れさまでした!
気苦労お察し申し上げます(笑)

うちは一人息子ですが
娘を持つお母さん方には
嫁ぎ先…って気になると思うんです。
"自分みたいな苦労はさせたくない"とか
"姑はどんな人?"とか様々(笑)

そこを一気にクリアする勢いで
最初から家族みんなが応援しちゃう。
家族どころか、本人たちの友達も
母の友達も、みんなで応援しちゃう。

…ここまで書いて思った!
木兎さんも太陽のような人だけど
彼は"眩しい・キラキラ"な人。

日向も太陽のような人だけど
彼は"暖かい・ポカポカ"な人。
でも結局、
どっちもステキな旦那様になること
間違いないですよねーっ!

[投稿者]奥貫アキラさん [投稿日]2017-01-16 15:19:12

毎度毎度お邪魔してます。。。

ウェディングプランナーの中でも
夢主視点で進む日向と武ちゃんと赤葦、
奥貫様の苦悩が見事に昇華されたお話だと
思っていますから!

私は、当時も、今朝読み返しても
やっぱりこのお話が
「the結婚式」と思っています。

家族を大事にする気持ちが
好きになる、結婚するきっかけって
素敵だなって思いました。

実は、今でも現実として
(※あり得ないけど!)
結婚したいハイキューキャラは
日向なんですよ。

そう妄想できる根拠は
多分、このお話です←

やっぱり、グッズ欲しくなりますね。








[投稿者]ざんさん [投稿日]2017-01-16 14:33:05

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