• テキストサイズ

黒バス系女子

第14章 反則系女子:宮地


「手ー離したら"ひく"ぞ」

「うっ……またそういうこと言う」

「バカ、轢くじゃねーよ…」


軽く手を引くとが少しよろける形でこっち側に来た。
わざとギリギリまで顔を近づけると、ビックリした顔の。


「こっち側に引くぞっつってんだよ、わかったか?」

「は……い、うん」


今の……やりすぎたか ! ?
恋人なんて初めてだからよ……いつ何をやっていいのかわかんねー。




「きよ君、ここで……」

「あぁそうだな。……それじゃ」

片手を上げる軽い挨拶をし、帰ろうとしたら腕を引かれた。
なんだ? と思って振り返った瞬間。

ほっぺに柔らかい感触……チュと鳴らされた音。


「じゃあ……また明日」


小走りで帰って行った。
………今日一番の反則。

しゃーねー、こうなったら明日仕返ししてやっかな。




翌日、は熱出して休んだ。
これは反則っつーか……アウトだな。


~End~
/ 191ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp