• テキストサイズ

妖怪日記

第3章 1日目



「んー、わかんない」



「「……はあ?」」

2匹コーラス。よっぽど驚いたのだろう。


「えっ?だ、だって私の場合は妖力が高いからでしょう?かぐやの場合は能力が高いからでしょう?だって、神界にまで行けるんだもん。タマも何かあるんじゃないの?」


そう、問題はそこなのだ。
先程も言ったように、この2匹に比べるとあたしの力はかなり劣る。

「本当になんもないの。あえて言うなら器用なだけで…。先生にいきなり『1組行け』って言われたから50年前から来てるけど…」


「……それじゃない?」


ずっと黙っていたかぐやが、口を開いた。

/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp