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妖怪日記

第3章 1日目



「そんなことよりもさ」

かぐやが切り出す。

「結局、白なんで遅れたの?」

そう、そこだ。
普段はアイツと違い、めったに遅れることはない。

「え、あぁ、あいつに連れ回されて…」

『あ~…』

右近以外は納得した。
右近は頭の上に「?」がいくつも浮かんでいる。

「とんだ災難だったね~。アイツめったに来ないくせに遊んでばっかだからね~」

あたしが言う。

(人のこと言えないじゃん。学校にきてるだけアイツよりマシだけど)(か)




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