• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第6章 三白眼の興味



「お前がエルヴィンと俺を
助けてくれたそうだな。礼を言う。」

「い、いえ。目が覚めて良かったです。」


無愛想な割に、この人も律儀なのかもしれない。

急に謝意を示されて、少したじろいでしまう。




「……だが、部屋がき」
「凛。おかえり。」

彼の声を遮る様に、エルヴィンが顔を覗かせた。



「リヴァイ。眉間に皺を寄せ過ぎだ。
命の恩人に対して失礼だろうが。」

「いっ、命の恩人は、さすがに言いすぎです!」

咄嗟に否定すると、
彼の眉間の皺が心なしか薄くなる。


「いや。エルヴィンの言う通りだ。
だが、部屋が」
「リヴァイ……
お前が神経質すぎるだけだ。」

またエルヴィンに声を遮られた彼は、
不機嫌そうな顔をエルヴィンに向けた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp