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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第16章 命の宝庫へ



「綺麗だったから、つい撮ってしまった。」


笑顔で私に目を向けるエルヴィンと視線が合うと
また頬が紅潮してくるのが感じ取れ、
すぐに視線を逸らす。



「……エルヴィン。そんなに私を」
「からかってないよ。本当にそう思った。」


エルヴィンは相変わらず
私の発言を先回りしてくる。


まだ出会って4日目なのにも関わらず、
既に自分のことを、
知り尽くされているような気分になってしまう。




「凛はもっと自分に自信を持った方がいい。
自分で思うよりずっと、君は魅力的な女性だ。」


特に自分に自信がないなんて、
言ったことはなかったが
エルヴィンにはそんなことまで
分かっていたのか。

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