第1章 プロローグ
私の名前はマオ=ラティーシア。
父の命令によって送り込まれたスパイだ。
私の国と煌帝国は敵対関係にある。
だから、私は煌帝国の弱点を探しに来たんだ。
その時、運命の歯車がぎこちなく動き始めた…
でも、この歯車が正しいのかすら分からない。
まだ貴方に言っていない秘密がある。
でも、貴方に触れて居たい...
そばにいたい...
だから、まだ言えない。
最初は、何と無く貴方を見ていたの
でも、次第に貴方を見ると
暖かくなっていって
「この気持ちを伝えたい」
そう思うようになったの。
でも、忘れないで。
私には、貴方に言っていない秘密があると言うことを…
こんな私でも、貴方のそばに置いてくれる⁇
紅覇...