• テキストサイズ

【イケメン王宮】 もう一つのシンデレラSTORY

第2章 episode 1【アラン】〜出会い〜


彼は微かに瞳を揺らしながら、自分の名前を告げると、ルリーに向き合った。


「アラン……」


ルリーは、夕日と重なるアランの鮮やかな緋色の瞳から目が離せない。

するとアランは、ふっ、と目を細めて笑った。


「お前、顔に泥ついてんぞ」

「うっ、うそっ‼︎」


かぁっ、と紅く染まったルリーをアランは楽しそうに見つめている。

ルリーは、彼の見せたその笑顔に、何故か胸が熱くなるのを感じていた。
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp