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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


貴女はふと、顔を上げた。

何か言いたげな表情。

銀時は腕の中で自分を見上げる貴女に優しいキスを落とす。

「……どうした?」

砂糖のように甘い声でそう問えば、貴女は少女のように目元を赤らめてこう答えた。

『まだ…ちゃんと言ってなかったから』

「ん?」

小首を傾げて笑った銀時。

その白い耳元に唇を寄せて、貴女はキスをした。

『おかえりなさい』



第10章[最期に贈る言葉]完
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