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[銀魂]愛は嵐[R18]

第8章 宇宙を駆ける兎[R18]


とある日の晩。
満月が浮かぶ美しい夜の事である。

お登勢さんに御使いを頼まれた私はかぶき町を離れ、地下歓楽街“吉原”に来ていた。

「ちょいと、そこの別嬪さん」
「アンタどこの店の子だい?」

道ですれ違う殿方から次々と言葉が飛んでくる。

『私、万事屋で働いてるんです』

これは以前銀さんから教わった台詞。

もし、外で職業を聞かれたらそう言え。
そうすりゃ大抵の奴ァ分かるからよ。

踏ん反り返って話していた天パを思い出すと、自然に笑みが零れた。
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