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愛しい吸血鬼達とドSな日々【ディアラバ】

第2章 運命が変わる


そして私たちは下に降りて行った…。

「遅い…しかもうるさい…」
シュウさんか……。今のシュウさんはまだソファーで寝ている。
ゲームと同じようでだるそうだなぁ…。

「おい、アヤト!テメー遅いんだよ!どこほっつき歩いてたんだよ!?」
白い髪に紅い目、スバル君か…。
なんだかんだ言って、ゲームの中で一番まともだったのはスバル君だったなぁ…。

「遅いですよ!?いつまで僕等を待たせれば気が済むんですか!?」
テディをぶんぶん振り回して怒っているのはカナト君、ヒステリーを目の前で起こされると頭が痛くなってくる…
ゲームやっている時はさほど感じなかったのに…。でも見た目はすごい好みなんだよなぁ…

「あーっ!やぁ〜っときたねぇ…ん…?そこにいる子は誰かなぁ?んふっ」
この帽子この見た目、この喋り方…どこをどう見てもライト君だ…。
この人、ゲームやってても画面越しに苦手意識あったけど、こうして会うとなんか更に苦手意識が……。

「ハ・ジ・メ・マ・シ・テだね!ねぇねぇ、キミは誰?なんかこう…不思議な匂いがするね?この世界の人の匂いがしないっていうのかなぁ…。」

「僕もそう思います。ねぇ、君は…誰なの…?」

「おいライト、カナト、テメーらが出てくるとややこしくなるからやめろ!」
アヤト君が言うとライト君とカナト君は多少文句を言いながらもなんとか静かになった。

「さぁ、貴方の事について話して貰いましょうか。」
レイジさんがそう言うとみんなの視線が一気に私に向けられた。
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