第2章 えっ!? 俺知らないんだけど・・・?
「じゃあ このもう一枚の『日向』って…お前か…!!」
大地が入部届けとオレンジ頭…日向を見る
「ちょっとビックリしたな…そうか お前らどっちも烏野か…!」
「? あの…」
大地の言ってる事がわからないのかアタフタしてる日向に孝史が…
「俺達去年のお前らの試合見てたんだよ」
『えっ!? 俺(なんも)知らないんだけど?…ってか誘われてない!!!』
と、湊斗はショックを受け
『なぁ大地……なんで俺だけ誘ってくれなかったの?』
「悪い…確かあの日、お前の定期検診の日と被ってたんだよ」
湊斗は不貞腐れた様に口を尖らせ下を向きながら
『むぅー。定期健診くらい……言ってくれれば、日にちズラしたもん』
大地はそんな湊斗の頭をポンポンと撫でながら
「悪かった 今度からはちゃんと言うから」
それでも機嫌の直らない湊斗に
「帰り 肉まん奢ってやるから機嫌直せって!」
『……カレーまんの方が、良い…』
「(クスッ)わかったから、機嫌直せよ?」
湊斗は、パァーっと笑顔になり
『うん//』
「……っ///(単純//)」
大地は単純だな…と思いながら湊斗の頭をクシャクシャに撫でた…