• テキストサイズ

それでも俺は・・・・

第9章 スパルタ!?


翌日の朝練

孝史side

"シュッ" "バシッ"

日「あっ!」

俺が打ったスパイクを日向がレシーブをする が、ボールはそのまま後ろに飛んでいった

『だから、重心後ろにいってるって! 後また手だけで(ボールを)運ぶから後ろに行くんだってば……はい、ダッシュ5本なっ?(*^^*)』

日「っ……う、うッス!(;´Д`)」

レシーブミスをする度、湊斗に言われた通りにダッシュをしに行く日向_ 

(ボールを触ってる時間より走ってる時間の方が長い気がする…) 

日向が居ない間に、俺は湊斗に傍に行き

「なぁー、朝からダッシュ何本もさせるのキツ過ぎんじゃね?」

『孝史_ うん。分かってる……半分は多分、嫉妬してるからだと思う…だってさ、あんだけ何本も走ってるのにまだあんなに元気だしw羨ましいよ、ホント……』

そう言って、日向を見る湊斗の横顔が何だか泣き出しそうに見えた_ 

(…湊斗……)

『悪い!今の忘れてな? さてと、そろそろ時間だし片付けるべ?^^』

俺は、湊斗にどう声を掛ければ良いのか分からなくて、ただただ頷く事しか出来なかった 


end




/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp