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COLORS☆黒子のバスケ

第9章 風邪


るり「ごめん。手ぇ繋ごう?」

私は火神くんに布団をかけて、
布団の中に手をいれて火神くんの手を握った。

火神「・・・・おう////」

るり「手繋ぐと落ち着くの?」

火神「なんつーか、ぶっちゃけ一人でかなり心細かった。お前ら来て安心した。誰かが居るって分かると安心できるから…」

るり「そっか。」

火神くんはぎゅっと手を握ってきた。
なんだか、小さい子供みたいで
すごく可愛かった。

私は火神くんの頭をよしよしと撫でた。

火神「子供扱いすんな!ばぁか!」

ちょっと怒られた。

なんだか少し、いつもと違う火神くんが見れた気がした。

"ピンポーン"

るり「あ!黒子くんだ!」

私は手を離し、すぐにドアを開けにいった。

黒子くんは両手にたくさんのお弁当を買ってきていた。

戻ってきた時、ちょっとだけ火神くんが寂しそうな顔をしていた気がするが、
ご飯を見るとキラキラと目を輝かせて喜んでいた。

るり「火神くんって見た目いかついけど、可愛いね。」

火神「・・・っな!いかつくねぇよ!可愛くもねぇし!」

黒子「照れてるんですか?」

火神「照れてねぇよ!」

そうして、私と黒子くんは火神くんのお見舞いを終え、帰った。


次の日、私は風邪を引いてしまい学校を休んだ。

火神くんはすっかりよくなったそうで元気に登校したそうだ。

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