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COLORS☆黒子のバスケ

第6章 地獄の合宿。


るり「キセキの世代との圧倒的な実力差に潰されて行く人達。崩れていくチーム。それを見るのが怖いんです。」

木吉「ボブさんは、この間のうちと桐皇との対戦は見たかな?」

るり「見てないです…。」

木吉「そりゃぁもったいないなぁ!」

るり「え?」

木吉「大差で負けてても誰一人諦める奴なんていなかったんだよなぁ?日向」

日向「あぁ、いなかったな。諦めわりぃのばっかだからな。うちのチーム。」

伊月「納豆のように粘ったな!今だってWC優勝目指して練習中だしな!」

日向「まぁ、キセキの世代なんてクソ喰らえだな。」

るり「フフッ、すごいですね。このチーム。」

木吉「ほら。これで渋る理由なんてなんもないんじゃないか?」

るり「…でも」

木吉「ん?他に何かあるのかい?」

るり「…。ないです。」

木吉「よし!じゃぁ!マネージャー続行決定だな!」

伊月「え!?それは無理矢理すぎじゃないか?木吉」

木吉「え!?ボブさんいいよね?」

るり「…はい。」

日向「また、お前は無理矢理な…ま、結果オーライだな!よろしくな!神谷さん!」

るり「はい!」


私はなんだか少し嬉しかった。
またマネージャーが出来ること。

そして、このチームなら本当にキセキの世代を倒せるような気がしていた。

仮にもし、このチームが大差で負けてしまっても、
本当に誰も諦めない気がしていた。

でも、本当の理由は少し違った。

『キセキの世代』に試合で会うのが怖かった。


私は間違っていたから…。

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