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COLORS☆黒子のバスケ

第39章 変化していく心情。


試合はどんどんと進んでいく。
私はその試合をただただ


見つめる事しか出来なかった。


私は

人の心が折れる瞬間を
初めて目の当たりにした。


圧倒的な実力差。
脅威的な才能。

井上さんが
上崎中全員が

戦う事を

放棄した。



青峰くんの目が
一気に淀んだ。


いつものように拳を突き出す黒子くん。
でも、青峰くんがそれに答える事はなかった。


黒子くんの表情も
一気に曇った。


るり「…。」

桃井「青…峰…くん…?」


全員が青峰くんを見つめて居た。


青峰「…俺に勝てるのは…俺だけだ…。」

試合は帝光中がダブルスコアで
圧倒的な勝利を収めた。

でも…
決して喜ぶ人は

いなかった。








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