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COLORS☆黒子のバスケ

第39章 変化していく心情。



全員がプレッシャーからか
動きが少しだけ鈍かった。

表情も硬かった。

でも、
赤司くんの慎重なゲームメイクのおかげもあり、
無事に勝利を収めて行く。

決勝トーナメント出場が決まったころには
全員が肉体的に精神的にも
かなり疲れているようだった。

私もどっと疲れが押し寄せる。

紫原「なんか疲れたー。」

黄瀬「本当っスね。」

黒子「僕も試合出てないのに疲れました。」

決勝リーグはこれ以上にきつい。
そう思うと、

少し吐きそうになった。

桃井「みんな大丈夫でしょうか?」

るり「…かなり精神的にもきてるみたい。」

私がそういうと、
さつきちゃんは溜息をついた。

桃井「こればっかりわねー…。」

るり「…。」

桃井「何か特に気になる人とかは居ますか?」

るり「…ちょっと前からだけど…青峰くんは近頃変です。」

桃井「…。」

るり「この間よりは少しはマシになりましたが…少し気になる…かな。」

私がそういうと
さつきちゃんは少し寂しそうに笑った。

…私が言わなくても、
きっと彼女は分かっていた。

青峰くんの変化に。


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