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COLORS☆黒子のバスケ

第39章 変化していく心情。


全中の会場に行くと、
帝光中のメンバーは注目されている事もあり、
記者達に囲まれる。

当然中学生。
ほぼ全員が初めての経験にうろたえていた。

赤司くんだけ。
赤司くんだけが堂々と記者に対して
模範解答のような完璧な回答を返していた。

さすが…というべきだろうか?

桃井「うわー!今年は特にすごいねぇー!」

黒子「そうなんですか?」

るり「…有名人みたい…。」

私たち三人は蚊帳の外という感じだった。

が、しかし。

記者「君が噂の美人マネージャーだね!?ちょっと話しを!」

桃井「え!?私!?ちょ、るりちゃん!?」

ワイワイとさつきちゃんすら
記者に連れて行かれる始末だった。

るり「あー…。」

黒子「…。」

私と幻の六人目はその場にポツーンと
取り残された。

そんな時だった。

「黒子!!!」

誰かが黒子くんの名を呼んだ。

黒子「…あ!」

るり「へ!?黒子くん?」

黒子くんは誰かと話しに行ってしまった。

私は一人でポツーンと
その場で待っていた。

ふと、黒子くんの方を見つめる。
先程の少年と楽しげに話す。

…この間の電話の人かな…?

黒子くんはすごく嬉しそうで、
少し驚いた。

この学校で
黒子くんのあんな顔見たことあったっけ…?

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