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COLORS☆黒子のバスケ

第38章 変化していく日常。


それまで私は、
黒子くんとはあまり話したことがなかった。

部活中に少し話す程度だった。

いつも、真面目で頑張り屋さんで…
でも、存在が薄くてすぐに見失ってしまう。

とってもミステリアスな人だった。

二人で歩く帰り道。
シーンとした気まずい空気が漂う。

るり「あの、さっきは誰と話して居たんですか?」

私がそう尋ねると、
黒子くんはじっと私の目を見つめた。

黒子「…友達です。」

るり「そっか!」

黒子「今度の全中に…その友達も出るんです。」

そういうと黒子くんは嬉しそうに笑った。

るり「あ。そういえばうちも出場決まってますもんね!試合で会えるんですね!」

私がそう笑うと、
黒子くんは嬉しそうにうなずいた。

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