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COLORS☆黒子のバスケ

第38章 変化していく日常。


それから、私たちは料理を作っていた。


火神「神谷ー、塩とってくんね?」

火神くんは鍋を得意気に振りながら、
私に指示を出す。

るり「あ、うん!…えっと塩ドコ?」

火神「んと、そこの下に…」

るり「あ!あった!はい!」

私が塩を差し出すと、
火神くんは手際よく塩を鍋の中の野菜に振りかけた。
そして、また私に塩を返した。

火神「ん!さんきゅー!…って、なんでてめぇらまで居んだよ!?」

どうやら、
火神くんは私達が来る事は知らなかったようだ。

小金井「えー!だってぇ、俺達も気になるしー。なぁ!」

先輩達は頷きながら、
火神くんの作るご飯を待っていた。

火神「…ったく…ん?この人参変わった切り方だな。」

るり「あ。ごめん。ちょっとお洒落に切ってみたくなって…」

火神「いや、別にいいけど、面白いな。今度切り方教えろよ。」

そう言って火神くんはニコっと笑った。

るり「うん!」

黒子「抜け駆けですね。火神くん。」

るり・火神「「うひゃぁ!!??」」


いつの間にか後ろに居た黒子くんに
二人で同時に驚いてしまう。

なんか、この感覚懐かしいなぁー…。

るり「もぉー、びっくりさせないでよー!」

火神「んとだよっ!フライパン落とすかと思ったぁ…」

黒子「…すいません。」


そんなこんなで料理も出来上がり、
私達は席についた。

そして、黒子くんが語り始めた。
帝光中学であった話を…




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