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COLORS☆黒子のバスケ

第37章 永遠の憧れ。


そして、遂に

試合はクライマックスへと突入する。


黄瀬『今行かなきゃエースじゃない!!!!』


黒子「…カントク、僕も出ます。」


そうして、
黒子くんと黄瀬くんの戦いが始まった。


黄瀬くんが止まらない。

"追い詰められた『キセキの世代』ほど怖いものはない。"

その黒子くんの言葉の意味がわかる気がする。

ペースは一気に海常に…。
そして…

るり「観客の応援が…」

リコ「えぇ。完全にうちが敵役(ヒール)ね。」


心がズキズキと痛むような
観客の反応。

ミスをすれば喜ばれ、
シュートを決めても無反応…。

"プッシング白10番!"

火神くんが黄瀬くんにぶつかり、
大ブーイングが起こる。

るり「…っ!!」


火神『これは俺達のドラマだ!筋書きは俺達が決める!!!』


ベンチまで聞こえたその声。

るり「…。」

リコ「ぶほっ!!!!」

あまりのくさいセリフにベンチでも
何人かが吹き出した。

るり(あ。でも空気が…)

緊張に包まれていたあの空気が
一気に緩和されていく。

大丈夫…。

私はほっと胸をなでおろし、
応援を再開する。




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