• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第37章 永遠の憧れ。


"TIP OFF"
試合がはじまる。

試合開始早々。
誠凛の得点が決まる。

が、

"完全無欠の模倣"
黄瀬くんはいきなり全力だった。

会場の熱は一気に上がった。

私が笑い出すと、
不審そうな顔で降旗くんは私を見た。

降旗「神谷…笑ってる場合じゃなく、結構やばいと思うんだけど…」

るり「ごめん。なんか黄瀬くんらしいなって…」

降旗「黄瀬…らしい?」

るり「うん。なんかエンターテイナーっていうか…常に全力でキラキラしてるっていうか…。それを監督もチームメイトも理解してるっていうか…。」

降旗「…ふーん。」

降旗くんは頬をポリポリとかきながら
困ったように再びコートに目を戻した。

降旗「黄瀬もいいけどさ…火神達も…やっぱりカッコイイから見てやれよ。」

降旗くんはこちらを見てくしゃっと笑った。

るり「…うん。わかってるよ!うちだって負けてない!」

降旗「おう!」

私は降旗くんと目を合わせて笑いあった。

そして、二人で競うように
大きな声で応援をはじめた。




/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp