• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第27章 WC開幕。


~広場~

るりと赤司がいなくなった後。
なにやら重々しい雰囲気が流れていた。

黄瀬「なんで止めたんスか!?」

青峰「バカか。お前が行ってどうするんだよ!?」

黄瀬「でも!もしるりっちに何かあったら…」

紫原「黄瀬ちんが二人について行った方がるりちん危なかったんじゃない?」

黄瀬「え?」

紫原「赤ちん。変な勘違いしてきっとるりちんに怒るよ?…あ。俺そろそろ戻らなきゃだから。じゃねぇー。」

紫原はのっそりと立ち上がるとそのまま何処かへ行ってしまった。

黄瀬「変な勘違いって…」

青峰「あいつの言う通りだ。おい、さつき、帰るぞ。」
青峰は立ち上がると桃井の腕を引っ張った。

桃井「え!?ちょっと!青峰くん!待って!」
桃井は引きずられるように連れて行かれた。

黄瀬「…青峰っちまで…。」

緑間「追いかけたい気持ちはわかるが、あそこで追いかけるのは確かに得策ではないのだよ。」

黄瀬「緑間っち…」

緑間「見たとおり今日の赤司はすこぶる機嫌が悪い。奴の逆鱗に触れると神谷が危ないのだよ。あの時みたいになるのだよ。」

黄瀬「…っ」
黄瀬は唇をかみ締めた。

黒子「あの…。」

黄瀬と緑間は黒子のほうを見た。

黒子「僕が辞めた後、一体神谷さんには何があったのですか?」

緑間「…そうだな。話しておこう。お前が辞めた後の話を…。」

黒子「…。」


/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp