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COLORS☆黒子のバスケ

第12章 暗闇


次の日私は学校へ行った。

教室には既に黒子くんが居た。

黒子くんは席から外を眺めていた。

るり「黒子くん!おはよ!」

黒子「!…おはようございます。」

黒子くんは驚いた顔をしてこっちを見たが、
また窓の方を向いてしまった。

るり「ねぇ!黒子くん!」

黒子「?なんですか?」

るり「今日一緒にお弁当食べよう!」

黒子「え?」

るり「作ってきたの!お弁当!」

黒子「突然ですね。」

そう言って黒子くんはふわっと笑った。

るり「いや?」

黒子「いいですよ。何だか懐かしいです。」

るり「うん!中学の時もみんなで食べてたよね!」

黒子「はい。火神くん達も誘いましょう。」

るり「うん!そのつもりでいっぱい作ってきた!」

黒子「なんだか楽しみですね。」

るり「うん!」

私と黒子くんは笑いあった。
それが嬉しくてたまらなかった。

そうして昼休みは火神くんと降旗くんと河原くんと福田くんも誘ってみんなで屋上でご飯を食べた。

すごくすごく楽しかった。

まるで"あの頃"に戻ったみたいで…。

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