第2章 【高杉】私を攫って
高杉は後始末までしっかりしてくれた。
中に出した欲も優しく掻き出した。
「はぁ・・・ん・・・こんな、気持ちいいの、初めてだった・・・」
高「ふん、これで地球に帰らなくてもよくなったな、かぐや姫」
「・・・ホントに攘夷活動する気あるの?」
高「はっ、当分はかぐや姫の世話で忙しいからな」
今まで追っていた高杉のイメージと全く違うため、困惑する。
「・・・ありがとう」
自分を攫ってくれて。
今後見廻組がどうなるかはわからない。しかし佐々木ならうまくやるだろう。
きっともう二度と会うことはできない。感謝も伝えることができない。
だったらここで生き続けよう。それが佐々木への恩返しだ。
「・・・それで、これからは俺のもんだーって言ってたけど、そういうことでいいの?」
高杉はどこから取り出したのか、煙管を吹かすと口角を上げてこちらを見た。
高「俺だけを見ろと言ったはずだ。もうお前を離す気はねェな」
「・・・うん、ずっと、私を攫ってて」
高杉はそれから数日置きにの身体を求めた。
しかしそれは強引でも独り善がりではなくのことも考えていた。
行為は愛を伝える幸せなものだと教えてくれた。
もう満月も怖くない。
宇宙から見たら、いつでも満月なのだから。
おわり