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弟の束縛
第5章 弟の束縛~守るため?~
「っは!」
こ、こわかった…
うちは怖い夢を見た
「なに?どした?」
「い、いや。…」
なぜか涙が流れた
「どうしたの?ないてんじゃん。」
「こ、怖い夢見た」
「どんな?」
「陵の家族とうちのお母さんがようくんにころされる夢…他にも安部とか麻川とか…あとうちの大事な親友…」
「まじか…まあ夢なんだから!きにすんなよ!」
「う、うん…そうだと信じたい…」
「そうだと信じたいって…?」
「うち一回予知夢みちゃったの。全く同じことが起きて…」
「…きかせて」
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